先進医療とは、厚生労働大臣が定める高度の医療技術を用いた療養等で、国民の選択肢を広げ、利便性を向上するという観点から、保険診療との併用を認めることとされた医療行為です。

 

先進医療は、医療技術ごとに適応症(対象となる疾患・症状等)および実施する医療機関が限定されています。

 

また、厚生労働大臣が認める医療技術・適応症・実施する医療機関は随時見直されます。

 

医療保険での保障

お金のかかる先進医療への備えとしては、民間の医療保険やがん保険に特約をつける形で備えることが考えられます。

 

がん保険のがん先進医療特約は、がん治療に関する先進医療のみを保障するのに対し、医療保険の先進医療特約は全ての先進医療が対象になりますので、先進医療特約は医療保険に付与したほうが保障範囲は広がります。

 

保障は、ほとんどの商品が実際にかかった先進医療の技術料と同額となっており、限度額は各保険会社によって異なりますが、通算2,000万円までとするものが多くなっています。

 

先進医療特約の保険料は、月額100円程度となっており、付加しやすくなっています。

 

先進医療特約は、満足のいく治療を受けるための備えとして有効です。

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